強い君 大我side ページ27
「あのー
人を好きになるのはとっても素敵なことです
でもだけど誰かを利用したり傷つけるのはよくない
恋をしてる時にどうしても傷つくことはあるけど
そうじゃなくて誰かの恋の犠牲で傷つけるのはよくない
あなたは私のとっても大切な人を傷つけました
私は絶対許さないし許せない
でも彼はそんなに弱くないし彼はちゃんと前に進んでる
だからあなたも前に進んだ方がいいですよ」
彼女はあいつを真っ直ぐに見ていた
君は俺なんかより強くて俺なんかより真っ直ぐで
本当に北斗のことが好きなんだね
あいつは
「完敗」
そう言って悔しそうに笑い俺を見て
「さよなら」
そう告げて去っていく
ああ終わったんだ終わったんだって
そんなこと後ろ姿見ながら思ってて
彼女の姿が見えなくなると
「ケチャップどこだっけ？」
俺が彼女に聞くと彼女は真っ直ぐな瞳でにっこり笑った
彼女はさっきのことになんて触れても来なくて
本当は気になるはずなのにね君は強いよね
必要なものやケチャップをカゴに入れながら
君は俺に北斗の話しを永遠としてて
毎日すきって言ってるなんて
北斗はどんだけ幸せ者なんだよ
別れ際俺は彼女に
「ありがとう」
と口にした彼女は微笑んで
「大我くんも前に進めますか？」
なんて聞いてきてそんなこと言われたの初めてで俺にも君みたいな子現れるかな？
少しだけ泣きそうな顔してるの笑って誤魔化してうなづいた
手を振る彼女を呼び止めると彼女は振り返る
「Aちゃん！
修学旅行の最中はさすきっていうのやめてみな？
そしたらきっとなにかあるよ」
彼女はにっこり笑ってうなづいた
真っ直ぐで駆け引きが苦手そうな彼女に
シンプルな駆け引きをするように告げた
ごめん俺の提案で
きっと北斗はちょっと困るだろうな
そんなこと考えて
きっと前に樹が好きその感情を知らない子がいると言ってたのは
Aちゃんのことだろう
好きその感情を知った君は俺が出会ってきたどんな女の子より魅力的に見えたんだ
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Milk-tune aran(プロフ) - はじめまして、非常にメンバーの特徴が捉えられてて面白いです!!更新頑張ってください！ (2017年12月29日 23時) (
レス) id: 910b751467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぅ
| 作成日時：2017年12月22日 23時
