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テクニックをご存知? ページ26

『文化祭?』




「そう」





『みんなは?』





「言うの遅すぎてみんな用事あるって」





『ラウ?なんで言わなかったわけ早く』







「んー別にいいやーって思ってたんだけどさせっかくならAと過ごそうかなーって」







『いや、同級生...まあうんいいよ』







同級生と過ごしなよって口から出そうとしてやめたのは





君にとっての学生生活があまり良いものには見えないからで






それなら、そうだったら、それよりも






『ラウちゃん一緒に遊ぼうか』






私と過ごした方がいいじゃんって







「んふAってやっぱ素敵楽しみにしてるね来週」







私の頭をくしゃっとするとにこにこ笑いながら宿題宿題なんてリビングを出て行った







「16歳にときめいてたりすんのかよ」






入れ違いで入ってきて隣に腰を下ろした翔太はテレビをつけながら鼻で笑ってる







『君たちが教育したんでしょ?』








雑誌を開きながら呟けば翔太は少しだけ私との間をつめた






なんだろうな







前よりやっぱ気まずかったりして







「そんなことしてねえよ
なんかさーあいつが俺らのハードル上げてる気がするんだけど」








『ふはっ何言ってんの?』






「いやわりとまじで言ってる」






『バカなの?』







「ああまあお前は分かんなくていいことだからいいや」







『はあああ』








ため息をついて翔太をちらりと見れば翔太は私をじーっと見つめてる







『いや、テレビは?』







「Aと話ししたくて下りてきただけだから」






『いや、やっぱ教育者だわ』







呆れたように呟けば逆に翔太が呆れたようにため息をつくんだ









「お前のこともっと知りたいだけなんだから教えてよAのこと」









ガードが緩むのは翔太が私に心の弱さをみせたからで







まるで自己開示テクニックでは?なんて思うんだ








まあ







駆け引きが苦手な君がそんなこと知ってるはずなんてないんだけどさ

失わずとて 目黒side→←苦しさを感じて 渡辺side



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作者名:むぅ | 作成日時:2019年10月24日 0時

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