ネージュに染まれseason2 (ページ11)

今日:19 hit、昨日:30 hit、合計:1,190,524 hit

やっぱごめんねページ11

待って

康二と話してて

なんか気まずくなって

思い立って

お風呂直行して

着替えを持ってくるの忘れてる

バスタオルはあるけど

着替えない

待って

さっき着てたの着るとか一瞬でも無理

でも...あ、そうだ

『ねえええええ』

これでもかってくらいでかい声を出せば扉の向こうでびっくりした～なんて言っている

深「なに？どうしたの？」

宮「Gでも出た？」

阿「大丈夫？」

『違う～着替え持ってくるの忘れたの』

岩「ああ、なるほどね持ってこようか？」

向「バック触ってええの？」

『待って！』

渡「ん？」

佐「どした？」

ラ「大丈夫？Aちゃん？」

『蓮...』

深「ん？目黒？」

『蓮は？』

阿「めぐろーAが呼んでる」

目「あ、え？なに？ごめんトイレ入ってた」

『蓮？服バックから持って来て、あ、バックのままの方がいいや』

目「はいはい待ってろ」

少しすれば扉を叩く音がしていいよと声を出せば

ゆっくり少しだけ扉は開いて蓮が私のバックを手にして入って来たんだ

『ごめん、ほら、まあ、うん、もしかしたらがあるかもだから見られたくなくて』

目「あのさ～」

私の目の前まで近寄った蓮は目線を合わせるように屈んで私の目をまっすぐ見つめながらさ

目「なんだよこれさ」

バックのファスナーを開けてお薬袋に入ってる薬を取り出し私の顔の前で揺らしたんだ

『...それは』

目「あとで聞く風邪引くから服着て
ただ、ちゃんとあとで話してねほんと」

珍しく眉間に皺を寄せながら背中を向けた蓮を見て

選択ミスしたのかな

って思ったよ

でもどっちも他の人には知られたくなくてさ

ごめんね蓮