毛布で包んで 深澤side ページ2
『Aなにしてんの?』
「休憩」
『中でしなよ』
「買い物疲れた」
『だから中に入らないの?』
「セミ」
『なに?しりとり?』
「セミの鳴き声好きなんだよね」
こんなに自由な人が存在するんだなってくらい自由
そんな人の持つ闇ってなんなの?
なんてAを見てたら思うんだ
隣に座るとAは俺を覗き込んで口角を上げる
「ふっかってモテるでしょ?」
『え?』
「優しいし程良いし」
『褒めてるそれ?』
長い髪をかきあげながらAはぐーっと背伸びして笑うんだ
「放っておかないでしょふっかは人のことをさ」
『え?』
「懐いていいんだよってふっかは言ってくれるからね全身で」
ほら
絶対出会ったらダメな人なのよ
『Aも懐いてくれるわけ?』
大人ぶって笑ってみせたらさ
「程よくね」
って
いつになったら君に触れれるの俺はさ?
初めては一度きり 宮舘side→←開示は早急に 佐久間side
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作者名:むぅ | 作成日時:2019年9月14日 1時