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初日 ページ3
案の定次の日迎えに来て
クソほどでかいマンションに
クソほど広い部屋
こんなとこじゃなくてよかったのに
家具も何もかも揃ってて
寝室に置かれた新品の制服の側には学校の行き方となにかあったらすぐ連絡しなさい
その一言と連絡先が書いてある
きっとあの人のだろう
まあでもラッキーか
なんて思ってたのが間違いだったんだ
そして今
新しい制服を着て新しい学校へ向かう地図を見ながら歩くけど
雑じゃない？
簡易的にしか書いてない地図は
地図の苦手な女子にはどうもわかりにくい
遅刻決定だな、俯いて歩いてた私は人にぶつかった
「いたっ」
「ごめんごめんごめん大丈夫？怪我ない？」
そこには綺麗に染められた
シルバーアッシュの髪揺らす
少しチャラそうなイケメンが眉を下げて立っていた
「あっ大丈夫」
てか下向いてたの私だしな
なんて考えながら一言告げると彼は私の制服を見る
「学校一緒じゃん！1年っしょ！あ〜迷うよね？一緒行こっ」
綺麗ににっこり笑ったんだ
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作者名：むぅ
| 作成日時：2017年12月29日 0時
