第4話 ページ5
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◎たらこside
隣で見ていたぐちつぼさんが漏らした声を聞いて、俺がドヤ顔をしていると、なんでお前がドヤ顔してんだよ、とツッコまれた。
曲が終わり、Aは一礼してはけてしまった。
去年見られなかった悔しさもあり、割れんばかりの拍手を送った。
「ね!!!すごいでしょ!!あの子俺の友だちなんだよ!!」
「すごいねー、思わず見入っちゃったよ」
こんそめさんが答えると、原人さんも賛同するようにうんうん、と頷いた。
終わったばかりのAに連絡をして、いつ頃会えるか尋ねる。
たらこAおつかれー!見てたよ!かっけぇぇえええ!!
たらこ今ブースのそばに居るけどいつ頃会えるー?
すると数分も待たないうちに返事が来た。
Aありがとー!このライブが終わったら一段落するから、そしたら会えそー
「たらこ次どうする？」
他の3人は、飯行くー？など次の予定を立てようとしている。
「もうちょい待ってて！A来るから！」
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先程のライブが終わり、お昼に向かう人もいれば、別のブースに移動する人、そのまま残っている人がいた。
すると、舞台袖から慌てて出てきたAが衣装を直しながら、俺たちを探しているのかキョロキョロしている。
「Aー！」
大きな声で叫ぶと残っていた人たちが、ちらほらとこちらに視線を向ける。
Aはあわあわとして、静かにして！とジェスチャーを送ってくる。
「たらこ、黙れって言われてるぞ」
「そんなまさか、」
ホントだ。少し怒り気味にこっち来いってやってるわ。
俺たちはコソコソとAの元へ向かう。
『たらこ声デカい！』
「あははー、ゴメンゴメン」
もう、と呆れ気味に答えるA。
まだ周りにはファンの人もいるのでマスク姿だった。
そうだ、限界のみんなを紹介しなきゃ、
「あ、この人たちがいつも遊んでる人たち」
こっちがこんそめさん、こっちがげんぴょんさん、これがぐちつぼさん、とザッと紹介する。
おいっ、とぐちつぼさんにツッコまれたけど気にしない。
『はじめまして、たらこがいつもお世話になってます』
Aは丁寧にお辞儀をしている。
いや？俺がこいつらをお世話してる側だが？？？
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みんなで少し話をしていると、Aがゲーム実況もやっていることが話題に上がった。
それじゃあ、と原人さんが
「Aさんゲームやるなら今度コラボしようよ！」
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くろあ - すごい…！gtさんが昔を思い出すところは泣けた…！！！これからの更新楽しみにしてます！応援させてください！ (2021年8月15日 22時) (
レス) id: 008344802c (このIDを非表示/違反報告)
る(プロフ) - ろとさん» ありがとうございます！嬉しすぎるお言葉です！亀更新ですがよろしくお願いします！ (2020年9月16日 19時) (レス) id: 81b5ab5178 (このIDを非表示/違反報告)
ろと(プロフ) - すごい面白いです！展開めっちゃ気になります！！更新楽しもにしてます！ (2020年9月13日 16時) (レス) id: 7075e77ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：る | 作成日時：2020年9月5日 0時
