第15話 ページ16
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玄関から扉の音がした。
ぐちつぼさんとあろえさんの話し声がする。
しかし、私たちは戦争中だった。
「落ちろ落ちろ！」
『や゛め゛て゛ぇ゛！』
「楽しんでんな」
「いーなー俺もやりたい」
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あろえさんと初めましての挨拶を済ませ、
手始めに4人でスマ〇ラを始める。
私はもうこのゲームやめたほうがいいかもしれない。
既にいくつかボードゲームの撮影を済ませると、
時刻はお昼時。
「腹減ったなー」
「梅ねり食べてれば？」
「俺ラムネがいい」
何食べるーとみんなで話していると、たらこが口を開く。
「パスタ食べたいなー」
『じゃあ、コンビニかー』
「うーん、あ、A作ってよ」
『は？』
たらこがそう言うと、
ぐちつぼさんやあろえさんはこちらに視線を向け
アリだねと笑う。
『いやいや、料理しませんし！』
「昨日最近野菜高くねって言ってたじゃん」
『料理下手ですし！』
「作りすぎたカレーおすそ分けしに来るやん」
「あー、俺まだ傷ついてんなー、Aさんにいじめられたもんなー」
『...わかりました、作ります！作ればいいんでしょ!?』
イエーイと喜ぶ3人。
謎に逆ギレする私。
ぐちつぼさんに冷蔵庫の中を見させてもらった。
『......』
「なーんもないね」
「ぐっち自炊しないもんね」
「何もなくはねえだろ！飲みもんくらいあるわ！」
これは買い出しに行かざるを得ない。
『スーパー行ってきますね』
何か他にいる物あるか聞くと、梅ねりとしか答えないたらこ。
そうだ、と言い出すと
「荷物持ち誰が行く？」
『大した量じゃないしいいよ』
「やっぱぐっちじゃない？Aさんに無理やりお昼作らせようとしてたし」
「はぁ？たらこだって色々言ってたろ」
そう言うとたらこは、スマホをサッと取り出し
何かを探しぐちつぼさんだけにそっと見せる。
「...ちょ、お前!!いつの間にっ!!」
「え？なになに？」
『見して見して』
「Aさん!早くスーパー行きましょう!!俺荷物持ちますから!!」
『だいじょうb』
ぐちつぼさんは勢いよく立ち上がり、
冷蔵庫の付近で立っていた私を拐うように引っ張る。
「さぁ！行きましょう！いってきまーす！」
『え？あ、いってきまーす』
何だ何だ、台風にでも巻き込まれたのか。
扉を閉めると、ホッとしているぐちつぼさん。
そんなに見られたくないものだったのだろうか。
まあ、いっかと思い、スーパーへ歩き出す。
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くろあ - すごい…！gtさんが昔を思い出すところは泣けた…！！！これからの更新楽しみにしてます！応援させてください！ (2021年8月15日 22時) (
レス) id: 008344802c (このIDを非表示/違反報告)
る(プロフ) - ろとさん» ありがとうございます！嬉しすぎるお言葉です！亀更新ですがよろしくお願いします！ (2020年9月16日 19時) (レス) id: 81b5ab5178 (このIDを非表示/違反報告)
ろと(プロフ) - すごい面白いです！展開めっちゃ気になります！！更新楽しもにしてます！ (2020年9月13日 16時) (レス) id: 7075e77ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：る | 作成日時：2020年9月5日 0時
