【リボーン!!】狼の情報屋 (ページ10)

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８話【鬼ごっこ】ページ10

綱吉side

シ｢ゲッ!!恭弥サン…｣

雲｢さぁやろうか…｣

雲雀さんはトンファーを構えた

シ｢いや…今日は…｣

雲｢問答無用だよ!!｣

雲雀さんはトンファーでシアルに殴りかかったが、

イ｢!!｣

キィィィン!!

イーナルさんは双剣を取りだしトンファーを受け止めた

雲｢!!｣

綱｢イ､イーナルさん!!｣

イ｢お嬢に触るな!!｣

雲雀さんはイーナルさんの様子を見てシアルに目を向けた

雲｢君の友達?｣

シ｢友達つーか部下だよ｣

シアルは誇らしげに微笑み答えた

雲｢ふぅん…
君たちは群れの狼みたいだね｣

シ｢まぁ…ルーポってイタリア語だし
日本語に直すと[狼]だからな…
間違ってないよ｣

雲｢じゃあ君は狼の親玉だね｣

シ｢まぁね♪｣

ラ｢お嬢､こいつは…｣

シ｢雲雀恭弥サン
今日知り合った
恭弥サン鬼ごっこの続きは明日やりません?
ボク疲れましたよ…｣

雲｢ﾑｽ…
じゃあさ…毎日僕と鬼ごっこをしようよ｣

シ｢は?｣

雲｢HRまでの朝の時間､昼休み､放課後の時間帯で僕から逃げるんだ

捕まったら戦ってもらうよ
範囲は並盛中の中それならどう?

まぁ拒否権はないけど…｣
ラ｢てめえ…お嬢に…｣

ライシアさんの額には青筋が浮かんでいた

シ｢拒否権ないならやるしかないよね
…｣

シアルは呆れたように笑っていた

雲｢じゃあまた明日｣

雲雀さんが去った後、シアルは

シ｢何?あの暴君…
面白い人だけど…｣

綱｢雲雀さんらしいよ…｣

武｢雲雀に気に入られたのな｣

シ｢なーんか嫌な予感…｣

シアルはため息をついていた

――後日――

シ｢ギャァァァァァ!!｣

清々しい朝に似合わない悲鳴

綱｢今のって…シアル?｣

シ｢恭弥さん!!たんまぁぁぁぁ!!｣

雲｢待ったなしだよ｣

獄｢マジで鬼ごっこかよ…｣

武｢すげーのな｣

獄寺くんは呆れたように言い、山本は感心したように言った

それが新しく俺たちの友達になった彼女の日常と化した