【リボーン!!】狼の情報屋 (ページ16)

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１４話【腹がたつ】ページ16

雲雀side

｢オラァァ!!｣

僕に向かって殴り掛かってくる草食動物

そんなの簡単に避けてトンファーを叩き込んだ

奥へ進むと人影が見えた

雲｢やぁ｣

骸｢よく来ましたね｣

僕はゆっくりその声の主に近づいた

雲｢…随分探したよ
君がイタズラの首謀者かい?｣

骸｢クフフそんなところですかね…
そして君の街の新しい秩序｣

と怪しく笑った

雲｢寝ぼけてるの?
並盛に２つ秩序はいらない｣

骸｢まったく同感です
僕がなるから君はいらない｣

僕はトンファーから仕込みトゲをだし

雲｢それは叶わないよ
君はここで咬み殺す｣

と殺気を出した
しかし彼、六道骸は座ったまま

僕はトンファーを振り回しながら近付き

雲｢座ったまま死にたいの?｣

骸｢クフフフ…面白いこと言いますね…
そうだ…彼女の事探してますか?｣

雲｢?｣

骸｢ヒントです
彼女は君の学校の生徒です
次に桜色の髪をしています｣

雲｢君が僕の獲物を拐ったの?｣

骸｢クフフフ…それでわかりますよね
出てきていいですよ｣

六道骸の横のドアから空園シアルが現れた
しかし何処か様子が変だった

彼女はゆっくりと座ってる彼に近づいた

彼も彼女の腰に手を回した

骸｢彼女は今君の獲物ではなく
僕の【おもちゃ】ですよ｣

クフフ…と笑い彼女を抱き寄せた

彼女も抵抗はせず彼の首に手を回した

その光景に無償に腹がたった