5 ページ5
あれから俺と神ちゃんと流星でよく一緒に飲むようになった。酔っ払った勢いで流星は神ちゃんにタメ口になっていた。笑
神ちゃんも「全然ええよー」言っとったけど。
なんか高校時代よりあの二人仲良くなった気がする。笑
今日は生憎 流星に用事があったから普通に神ちゃんと二人で帰ることにした。
『 東京は寒いなぁ 』
緑「大阪とそんな変わらんやろ笑、ってあれ？あそこ歩いとんの流星やない？」
『 え？ 』
神ちゃんの指さす方を見るとそこには私服姿で歩く流星の姿が。
そして、隣には黒髪ショートヘアの女性が立っていた。
俺たちに気づいた流星がこちらに向かって歩いてくる。
「お！大毅と神山先輩やん！」
緑「よ、よう。」
「大毅どしたん？なんか顔暗いで？」
『 な、なんもないで？ 』
まだ、この人が流星の彼女って決まった訳やない。きっと仕事仲間や。
？「こんにちは。」
緑「こんにちは。あ、あの、流星とはどういう関係ですか？」
神ちゃんがそう聞いてくれた。
俺が戸惑っていることを察してくれたんやろう。
「俺の彼女やねん！1つ年下でな、向かいのビルで働いとるんよ！」
理「御園理恵(みその りえ)です。」
あぁ、聞いてしまった。またチャンスがあるかも...なんて考えとった俺が馬鹿やった。
もう流星は帰ってこない。そして俺が流星の元に戻る権利もない。
ほんまに終わったんや。
いくら後悔してもしきれない。
『 そ、そうやったんや！えらいべっぴんさんやなぁ笑 』
俺は今、笑えてるやろうか。笑顔ってどうやるんやっけ。
神ちゃんが心配そうな顔でこちらを見ている。
ごめんな神ちゃん。
俺 今、涙を堪えるのに必死やわ。
緑「あ！ちょっと急用 思い出したわ！しげ、もう行くで！流星、理恵さん、また今度！」
青「おう！おやすみー」
神ちゃんのお陰で、何とか泣かずにすんだ。
緑「しげ、大丈夫？」
『 大丈夫やで。流星に彼女がいるなんて、当たり前やん。
あんなにイケメンなんやし。俺なんかより全然理恵さんの方が... 』
緑「しげはそれでええん？」
正直全然よくない。でも、男の俺なんかと付き合うより、理恵さんみたいな可愛らしい女性の方が流星にとってええに決まっとる。
高校の時から、その想いは変わらない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てぃな(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。オリジナルフラグの意味をよく理解出来てませんでした。以後気をつけます。 (2018年11月9日 19時) (
レス) id: 236412fcb0 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反行為なので。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年11月9日 16時) (レス) id: 860a58c456 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てぃな | 作成日時：2018年9月9日 12時
