稀血のペットになりました。

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実弥side

蝶屋敷へAを迎えに行った時、宇隨の野郎に連れ去られそうになっていた。

話を聞くと遊郭への潜入調査だとォ？

おそらくAは遊郭が何するとこかしらねーから引き受けたって口だろォ。

ふとAが他の男に媚びてる姿を妄想する。

気に入らねェ。

しっかりとAが誰のものなのかもう一度しつけなおさねェとな。

本当はこういうことはちゃんと手順を守ってやったほうがいいのは分かってる。

でも、もう限界だァ。理性なんてありゃしねェ。

そのまま押し倒して、抱いた。

なるべく優しくしたつもりだが、正直自信がねェ。

行為中はお互いに何度も、何度も好きだと言い合った。

順序は逆になっちまったが、やっと結ばれた。

もう絶対に離さねェ。

湯浴みではAに噛み付かれた。まさか反抗されるとはなァ。

まあ俺の事を想っての行為だァ。なかなか嬉しいじゃねェか。

ともあれ、反抗的なペットにはしつけしをしねェとな。

…ただの行為をする口実にすぎねェけどな。

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