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高鳴り ページ49
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『お疲れ様です、相良です』
「お〜おつかれ。打ち合わせ終わった?」
『あ、はい!今ちょうど帰ろうとしてたところです』
「よかった」
話し方はいつも通りゆったりとしているから緊急事態ではなさそう、?
『何か忘れ物とかしてましたか?』
「あーそうじゃなくて、相良が良ければどっかカフェとか行かねえかなって思って」
『えっ』
全く想像していなかった梅原さんの発言に理解が遅れる。
「あ、嫌だったら別に」
『い、嫌じゃないです、!ただ、びっくりして』
「ははっ、そっか」
『私でよければ、ぜひ』
「じゃあ場所送るから」
『ありがとうございます、すぐに向かいます!』
「焦んなくていいよ、こっちこそありがとな」
プライベートで完全2人きりなんて初めてだから妙に気恥ずかしい。
だけど胸が高鳴って、今すぐにも駆け出してしまいそうなくらい嬉しくて堪らない。
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作者名:ツキ | 作成日時:2024年3月11日 1時