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『あの、!』
「何?相良さん」
『梅原さん少し、疲れてそうに見えるんですけど、』
「あ、そう?」
梅原さんの方に向いていた体は私に向いた。
梅原さんへの質問も中断できたし、このまま予定よりは少し早いけど終わってくれたら一番いい。
そう思っても、
「じゃあ相良さんに聞いちゃおっかな」
現実はそう簡単にはいかなかった
.
「相良さん可愛い顔してるけどさ、」
『あ、ありがとうございます、』
「監督とかにもモテてるんでしょ〜?」
『えっ、?いや、そんなことは』
「別に謙遜しなくていいよ〜?最近君の名前よく見るし、そういうことでしょ?」
「いいよね〜、君みたいな好かれやすい子って」
「大して努力しなくていいし、楽でしょ?」
これまでマネージャーさんと一緒に頑張ってきたのに、
それを全部踏み躙られたみたい、
バカにするみたいな視線を私に向けられ、言葉に詰まる。
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作者名:ツキ | 作成日時:2024年3月11日 1時