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𝟏𝟕 ページ17
🥟
『わぁ、、』
「A様、いかがでしょうか」
『ほんっとに素晴らしいわ!部屋に飾ろうかしら』
無邪気な笑顔を共にそう言ってくれたA様を見て一安心して、その後たまらなく嬉しくなった
「お褒めに預かり光栄です」
『お世辞なんかじゃないから、それは分かっておいてね』
可愛い人だ、と思った
「ありがとうございます」
『またすぐ描いてもらおうかな、近いうちに新しい服が届くの』
「いつでもお呼びください、!」
『ふふっ、ありがとう』
A様が侍女たちに囲まれて自室に向かうのを見届けてから画材を片付ける
これまでの僕は花とか空とか自然のものを描くことが多かったから、誰かを描いてその本人から感想をもらうことが珍しくて、嬉しい
思わず上がってしまう口角をそのままに、次はA様をどう描こうと考えを巡らせた
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作者名:ツキ | 作成日時:2023年12月1日 22時