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🥟
「うわ〜、すごい綺麗」
「ほんと、綺麗だね」
一通り撮影が終わって、少し宮殿の中を見学させてもらえることになった
普段は観光名所になっているこの場所をじっくり堪能できるなんて中々ない
僕はヨンボガと宮殿の周りの庭園を歩きながら、お互いの写真を撮り合っていた
「ヒョンジナほんとかっこいい、すごい馴染んでるよ」
「ほんと?」
「うん!あ、あっちの方行ってみようよ」
ヨンボガがそう言って指した場所には、まさに僕の夢に出てくるみたいな蔦のアーチがあった
不思議な偶然に動きが止まった僕を心配するように顔を覗かれてハッとする
「ヒョンジナ、大丈夫?」
「うん、大丈夫、」
「それよりあの中って入っていいのかな」
「たしかに、まあ近くまで行ってみようよ」
「そうだね」
あれ、なんかおかしい
足を進めれば進めるほど、体が重くなっていく気がする
「う゛っ」
体が全力で抵抗してるみたいに動きにくくなって、激しい頭痛に襲われた
「ヒョンジナ、!!!」
「痛いっ、」
もう限界で、そのまま意識を手放した
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作者名:ツキ | 作成日時:2023年12月1日 22時