イケメンサセンて、居るの？5（BTSユンギ） (ページ47)

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死が二人を分かつまでページ47

「ふふ、、そっか、今、本当に只、写真撮るの楽しかったからかな。」

「もう、ポムギュから、逃げ回りながら、写真撮ってた僕じゃ無いから。」

そんな事を自嘲気味に言うA

「ユンギのお陰だね。君に会えなかったら,
ずっと、実の弟を憎み続けて、誰も愛せないで、こんなもんだって、諦めてただけの人生だった。好きじゃない人と結婚して、財閥継いでたかも。
世を儚みながら。」
今度はジッとユンギを見つめながら、Aが言う。

「世を儚んでるようには見えませんでしたけどね。と、云うより、全てをバカにしてる気がしましたよ。」
ユンギが冷めた顔で、目を伏せて云う。

A「それじゃあ、僕、すっごいヤな奴じゃん。」
拗ねたように唇を突き出して云う。

ユンギ「十分、ヤな奴でしょう。サセンのフリして、俺脅して。」

「うう、、だから、それは成り行き上で、始めはそんな気は、、」
一生懸命に言い訳するAに

「俺に一目ぼれして、悪い事考えたんですよね？」
面白そうに、ユンギがニヤリと嗤う。

「ん、、そうだね。確かに、多分、始めて会ったあの瞬間に、好きになってたんだね。
身内を憎み続ける僕には、血も繋がらない弟の為に体を差し出すユンギは眩しかったよ。」

真剣な顔で言うAにユンギは少し、戸惑った。

A「だって、グループの後輩と言ったって、他人でしょ？」

ユンギ「それでも、誰よりも濃い年月を過ごして、家族になったんです。あいつらは俺が守らなきゃ。」

A「嫉妬しちゃいそうだけど。メンバーみんなお互いを思い合ってるからね。何か、君達見てたら、負けても仕方ないかなって」

ユンギ「これから、家族になるのに、負けないでいて貰いたいですね。」

A「うん、、愛してる、、僕も、みんなの事、家族として大事にする。迷惑掛けた分頑張るよ。」

真剣な顔で言うAの頬に手を添えるユンギ。
「無理しなくて良いんですよ。お互い、自分らしく生きましょう。俺ももう、自分を押し殺したりしない。言いたい事は言う。喧嘩になっても」

そう言って、ユンギはAに優しくｋｉｓｓした。

「うん、、分かった。じゃあ、僕からも一言、もう、僕が居なくなっても死のうとしないで、
僕は死が二人を分かつまで一緒に居るつもりだけど、人生には何が有るか分かんないから。」
少し、悲しい目で言うA。

「大丈夫です。もう、あんな事はしない。」
ユンギはきっぱりとAを見て云った。