ユンギの寝顔が可愛い件 ページ38
何というか、ユンギは仕事人間だとおもう。
折角、恥の上塗りを避ける為に、狸寝入りを決め込んでいたくせに、仕事の話になると、こんな風に積極的に恥を上塗りしにくるとは、、。
ボムギュ「ユンギさん、いらっしゃるとは気が付きませんでした。」
ああ、僕の側で寝ている事にさえ、気が付いて無かったんだ。狸寝入りだけど。
ユンギ「あ、、えっと、、よっ、久しぶり！っていうのも変か〜。おやすみ〜」
恥ずかしくなったのか、又、布団に潜り込むユンギが可愛すぎて、気絶しそうなんだけど。
A「まあ、取り敢えず、ボムギュの用意してくれた部屋で、ユンギと暮らしていいって事ね。防音にしてくれてありがとう(^−^)」
ボムギュ「ユンギさんの前でこんな事言いたくありませんが、くれぐれも自重して、早く傷治してくださいね。ヒョン、、。防音機能はあくまで、ユンギさんの仕事の為だという事をお忘れなく」
ボムギュよ。
そんな、可愛そうな目で兄を見ないで。
心が痛い。
布団の下ではユンギが悶絶している。
恥ずかしくて、消え入りそうなんだろう。
A「肝に銘じとく。」
僕が応えると、飽きれたように、ため息を付き、じゃあと、手を振って消えて行くボムギュ。
その向こうには、予想通り、リーが控えていて、大仰に一礼してボムギュの後に続く。
あの2人も、なんだかなぁ。
まあ、僕が支えられなかった劉家をあの2人が担ていくわけで。
ボムギュはその為に、好きでも無いお嬢さんと結婚し、子供を儲ける事を義務づけられる。
あの2人、何か、怪しいけど、そこは言わずもがななのかもしれない。
キム先生「さて、じゃあ、僕も退散しようかな。僕が居ると永遠にユンギ君はそこから出られなさそうだから。じゃあ、退院の手続きは担当看護師に聞いてね。じゃあ。」
意外とあっさり、キム先生が消える。
「ユンギ、、もう、起きてるなら、顔上げて。」
そう言って、布団を捲れば、隠れてる間に又、眠ってしまったらしいユンギ。
「はぁ〜///可愛いな〜」
安心しきって、布団に顔くっ付けて、眠ってるユンギは赤ちゃんみたいに可愛い。
目つきが鋭いせいか、普段はこんな風に気を抜いてる顔は滅多と見せないから、こんな顔を見ると、何か、幸せな気分になる。
気が済むまで、ユンギの髪を撫ぜて、耳にｋｉｓｓして、抱き締め乍ら、僕もその横で眠る。
この上ない至上の楽園だと思った。
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年12月13日 19時
