イケメンサセンて、居るの？5（BTSユンギ） (ページ23)

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理由ページ23

「俺がAを好きになった理由？」
ユンギが顔を顰めたのが分かる。

ふふ、、考えてる。考えてる。

「俺は、、」
ふんふん。

「何でだろ？」

は？

「分かんないの？ユンギ？」
思わず、がばっと、布団から起き上がる。

「い、いた！」
急に起き上ったら、背中の傷が差し込むように、疼いて、頭が重たくなった。

A「はぁはぁ、、」

ユンギ「だ、大丈夫？早く、看護師さん呼ばないと、、」
慌てて、ナースコールを押そうとするユンギを押しとどめる。

「大丈夫だから！急に動いたから、血圧が下がっただけだよ。慌てないで、、。こうしてジッとしてたら、治まるはず。」
ゆっくり深呼吸すると徐々に重い頭がふわっと、楽になる。

実は一回、先生の診察を始めて受けた時に、起き上がった時もこうなったから、対処は分かっている。

ユンギ「はぁ～驚かせるなよ。どうしようかと思った。」

A「ユンギだって、腕の手術したんだから、こんな事も有ったんじゃないの？」

ユンギ「無いですよ。人によるんじゃないですか？」

そうか、ないのか。それより
「ユンギ、それより、僕のどこが好きなのか分かんないの？」

ユンギ「えっと、、セッ、、クス？」

「嘘つけ！いっつも、早くしろ！とか、遅いとか。激しくしろとか言ってたじゃん！」
僕が文句言うと、

ユンギが真顔で
「あの時は激しくしてとか、言ってませんよ。それは後でしょ。」
と、冷たく言って来る。

「えっと～そだっけ？」
思いだした。そうだったな。

「じゃあ、僕のどこが良かったの？セ、、クスとかは無しで////」

「何照れてんですか？笑える。」
ユンギが嬉しそうに、からかってくる。

「ああ、、もう、言ってくれないの？」
僕が拗ねた顔をすると、

「ああ、、もう、ホント、分かんないんです。
いつの間にか、やさしいAの声とか、いつも、物静かに笑ってるとことか、側に居て安らげるなって思ってて、
でも、認めたく無くて、
サセンなのに、俺、無理やりされてんのにって、
でも、感じるし////ごめんねって、すぐ謝って来るのも、イラつくのに、何か切なくて。」

少し、上見ながら、思い出してるユンギがすっごくいい、、。

うわぁ～これ、これ、来るかも。

すっごく、恥ずかしいけど、嬉しいかも。

思わず、ぎゅっっって、ユンギに後ろから抱きついた。
「僕、、すっごく幸せかも。」

「俺はAが側にいてくれたらとにかく幸せです。」
「それからヒョンのセッ、クスも好きです。」