ユンギの慰め ページ19
ジミン「ね？そう思いません？」
Aはジミンにの肩をを揺らされて、現実に引き戻された。
A「え？えっと、ゴメン。聞いてなかった。」
頭を掻き掻き答えると、
ジミン「もう〜今、僕、良い事言ったのに〜」
と可愛くモンパンしている。
J-HOPE「嘘嘘、、(笑)大した事言ってませんから。気にしないで下さい！(笑)」
何て、Ｊ-HOPEがすぐ否定する。
Ｊ-HOPEとジミンのコントのような言い合いを聞きながら、
(BTSのメンバーはみんな優しくて、良い子達で、ユンギは幸せだな〜)
って、そんな事を考えながら、Aがニコニコしていると、
ジミン「あ、、僕たちの事、バカな事言ってるな〜って思ってるんでしょ！」
愛嬌のある顔で言って来るジミンに
A「そんなこと無いよ。ホント、楽しそうだな〜って思って」
ジミン「ホントかな〜。あっそうだ。Aヒョン、傷はどうなんですか？」
今更、取って付けたみたいに聞いて来る。
Ｊ-HOPE「そうそう、そうだよ。お見舞いに来たんだから、そこが大事だよね。」
Aは苦笑いしながら、
「もう、そろそろ、リハビリするはずなんだけどね。
意外と、背中って息するだけで動いちゃうから、傷の治りが遅くて、、僕としては痛いの嫌なんだけど、先生は痛み止め飲んでも動かしとけって。遅いと、周辺の筋肉が固って、動きにくくなるらしいよ。」
Ｊ-HOPE「へ〜ヒョン、そんなに深く刺しちゃったんだ。」
ジミン「ちょっ、、ホビヒョン！」
Ｊ-HOPE「あっゴメン！」
慌てて、Ｊ-HOPEが口をP押える。
誰かに聞かれたら、ヤバイ。
今回の件はマスコミや外部には漏れないように厳戒態勢で隠蔽しているのだ。
まあ、ユンギだって、自分を刺そうとしたわけで、Aを刺そうとしたわけでは無いので、事故で処理されたわけだけど。
ジミン「あ、ああ、そうそう、ユンギヒョンが寂しがって、ため息ばっかりついてますよ。」
Ｊ-HOPE「住宅情報誌、ばっか見てるしね。」
A「え？引っ越しでもするの？」
ジミン「家見ながら、２人で暮らす事、想像して気分を紛らわしてるんじゃないですか？」
ニヤニヤしながら、Aの顔色を伺うジミン。
ユンギ「もう！お前ら、余計な事言わずにもう、帰れ！」
声の主を見ようと、３人が出入り口に顔を向ければ、ゆでだこのように顔を真っ赤にしたユンギが立っていた。
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作者名：sumiko
| 作成日時：2020年12月13日 19時
