イケメンサセンて、居るの？5（BTSユンギ） (ページ2)

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麻酔がまだ効いてるので、、ページ2

ユンギ「A、A、目を開けて、俺を見て！」

Aのストレッチャーに縋りつくユンギ、、、。

看護婦さん「落ち着いて下さい。まだ、麻酔が効いてますから、目は覚ましませんよ。」

カン「ほら、ユンギさん、少し離れて、危ないし、邪魔になっちゃうから。すいません。」

看護婦さんに頭を下げて、ユンギを支えるように、道を開けるカン。

その様子を唇を噛んで、見つめるＲＭ。

すぐにでも、色々話したいことはあるが、ユンギの心理状態が最悪なのは決定的で、状況も読めない。

ＲＭ「すいません。ヒョンの事、お願いします。僕は状況確認の為、キム先生の所へ行って来ます。」

Aのストレッチャーの後を、ユンギ、カン、ボムギュ、リーが向かうのを見送って、

ＲＭはカンにユンギの事を託して、キム先生がいる所を看護婦詰所で、確認してもらう。

キム先生は特別室の近くの控室で仮眠していた。

ＲＭ「すいませんm(_ _)mお疲れのところ。状況確認をしておきたくて。」

キム先生「ああ、、、そうね。」
先生は疲れた顔で、ガシガシと頭を掻いた。

キム先生「実はさ。ホント、笑っちゃうんだけど、ああ、、笑えねえか。まあ、いいや。」

そう言ってから、暫く考えをまとめるように、キム先生は黙って天井を見つめた。

キム先生「はあ～。まあ、状況だけを説明すると、ユンギ君を早く元に戻したくて、僕は睡眠療法をやってみたんだけど、失敗した。

で、僕にずっと、プレッシャー掛けられていたA氏は一世一代の大芝居を打ったんだよ。

もう、別れるっって、家族の所に行けってさ。

そうする事で、２８歳のユンギ君を取り戻そうとした。

そしたら、ユンギ君が近くに有ったはさみで、自分を刺そうとして、A氏が間に入って、刺されたとこういう訳です。」

ＲＭ「え？は？何で、はさみ何て、、。

じゃあ、刺したのはユンギ、、。

それは色々不味いんじゃ？」

キム先生「ん、、不味いね。ふっ(笑)でも、まあ、世界のアイドルＢＴＳ。韓国のドル箱ＢＴＳを国は庇うと思うよ。大丈夫。表には出ない。」

ＲＭ「はぁ。」
まだ、不安げに先生を見るＲＭ。

キム先生「ちょっと、外で、散歩でもしない？」

ＲＭ「え？ああ、、はい。」
本当は其れどこじゃない気がしたが、キム先生の含みがある表情を見て、承諾した。