悪魔うさぎと清楚系ヤンキー (ページ7)

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ステージページ7

ヘウォンside

ｷｬー！！！

中央ステージがライトアップされると途端に会場全体に響くファンの歓声

中央ステージに立っているのは、ミノオッパ。

グループのパフォーマンスの他にソロステージで最後を飾るというとても嬉しい話がオッパに届いたの

私も聞いた時自分の事のように嬉しかった

それからはオッパがステージの準備を忙しなくこなす必要があったから、会えてなかったけど、今日やっとその成果が見れるんだと舞い上がりそうな気分になってる

会場内を照らしていた照明が落ちて、一気に静まる歓声

私も息を押し殺して次に何が来るのか目を凝らしていた

すると暗い空間に一筋の光が、中央ステージを照らし始める

さっきの暗転した間に早着替えをしたようだ

白くてレースの生地のような衣装だった

まるで天使のような、重苦しくなくてオッパの動きに合わせてヒラヒラと動いている

曲が流れ始めて踊り出す彼

また、彼のみが照らされているから光り輝いている

曲はバレエ音楽のような上品で少し切ないようなそんな感じだった

それに伴って、いつもの激しいダンスではなく全ての動きが緩やかでしなやかで、まるで水の流れのようだった

『オッパ、舞踊ができたんだ、、、』

私の知る彼では無い

しかしこれもまた美しく儚い彼を表しているようにも思える

息をする間もなく曲は終わりへと近づく

最後の振りを終えて綺麗な形を体で作ったオッパ

その止まった時にこっちを向いた

私はその目に捕えられてしばらく時を忘れるほど美しいのを覚えている

end．

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リノが舞踊を踊れるというのは追加設定のようなものです

リアルで踊れるかは不明です