悪魔うさぎと清楚系ヤンキー (ページ5)

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『だから喜んでないって〜』

「だってオッパがそうでもウォニョンさんがオッパのこと好きになっちゃうじゃん」

『ヘウォナ、不安になっちゃったの？』

「、、うん」

あぁ、可愛い

こうやって素直に言ってくれるからほんとに手放せなくなる

する気は無いけどね

そう、もうみんなわかったでしょ？

俺は今彼女と付き合っている

代表にはさすがにこの子だとは言ったし、メンバーにも言ってる

ヘウォ二はメンバーには言ってないっぽいけどね

ともかく、公表したのは彼女が今みたいに不安になっちゃった時期があって、まぁデビュー前だし、練習とかでストレス溜まってたんだと思う

俺の前で大泣した時はまじで焦った

付き合って3年くらいかなぁ

この中で1番焦ったんだ、まじ

必死になって泣き止ませようとしたけど無理だった

だから咄嗟に、あることをしたんだ

一か八かでね

『こっちおいで』

横に来る彼女の腕と腰を引き寄せて彼女の唇にそっとキスをする

「ん、、」

2年前もこうやって泣き止ませた

その後恋人いるって公表して彼女を不安にさせる要素を取り除く努力をしてる

『不安にさせてごめん。ただ今日の音楽番組だけ我慢出来る？カメラの前だし仕事だから笑顔で会話するじゃん？それでも俺はヘウォ二が1番だから、わかった？』

「、わかった。私こそごめんなさい。オッパの気持ちは伝わってるの。ただ、その」

『うん、わかってる。俺もヘウォ二が可愛くて他の男がよってこないか心配でたまらないんだよ？ヘウォ二は何も変じゃないし、寧ろ俺は嬉しいよ。そうやって気持ちを俺に見せてくれるから』

そう言ってまたキスをする

すると今度は彼女も、短かったけれどキスを返してくれた

その後恥ずかしくなったのかそそくさと控え室を後にしたけど

もう可愛すぎる

正直これ以上溺れられないほど溺れてる

こんなに人を好きになれるなんてすごいな

てか、俺も戻ろ

MCがあってもグループのステージはあるのでそっちの控え室に戻る