｢なん…だと…？｣ ページ10
｢てかお前目覚めんでええの？向こう1ヶ月くらい経ってっけど｣
｢は？1ヶ月…？｣
鮭シチューをもしゃもしゃ食べていた時に核爆弾が落とされた。精神世界でなんで食いもん食べてんねんって話が先なんやろうけどふと食べたくなったなと思っていたら目の前に現れたんや。
いきなり目の前に出てきた時は驚いたね。一回転ぐらいしたんじゃないかな
で、そのイメージを持って精神世界に居座るコネシマのために娯楽となり得るようなもの…ゲームとか漫画とか…あ、漫画は知っている範疇のものだけやから向こうで続き出てても俺が見てないなら知らんし、そこら辺は分かってくれ。
で、話を戻すが｢目覚めへんの？｣と言われた理由についてはどう足掻いても所有権返還は無理だと言うので仕方なく寿命が尽きるまで生きていようと思うのである。言いくるめられた感があるが気にはしない。
って、ここに来て既に1ヶ月経ってるん？早ない？？
｢まあ、ここは時間の流れとか一切感じねぇし、しゃあねぇわ｣
｢てか鮭シチューじゃなくて焼き鮭出せよ｣と愚痴を零しながらシチューを食べるコネシマ。そんなわがまま言うやつに食わせる分はねぇ。
取り上げようとしたがこちらに気づいて慌てて鮭シチューを取り上げられぬようこちらから遠くに置きやがった。舌打ちをして目覚めたあとの計画を立てることにする。
｢1ヶ月ってことはそれなりに筋力衰えてそうやな。歩けるのに数ヶ月費やしそうやな…んーしばらくリハビリ生活か…？けど数ヶ月同じ場所留まってたら目撃証言によって幹部にバレるやろ…｣
｢なんでそんな露骨に(幹部たち)避けるん？｣
｢俺にとって他人な上別人とバレれば殺されそう(小並感)。それに死体偽装についてはなんて言うんや｣
｢本質は俺やし問題ないやろ。あとエミさんは…ほらあの時の危険運転ドライバー。そいつには死体偽装しても偽物やとバレるから別何も言わんでええと思う。｣
｢ああ、筋トレメニュー考えなきゃ…zzz｣→←｢あの時聞いていれば…｣
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作者名：夢見るサーモン | 作成日時：2020年3月27日 16時
