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｢ここハート○スが湧きそうやな（小並感）｣ ページ5
水の中に沈んでいく感覚がして、薄く目を開けた。息はできることを確認して下を見下ろすが黒く染ってよく見えない。なら上を向いてみるかと顔を上げた。
水色の美しいステンドグラスで出来たような丸いステージが小さく見える。模様は遠目からはよく見えないが人の形をしたものがそこにある。
ゆっくりと頭から落ちているらしい。くるり、と体制を整えて着地する。
ステンドグラスのステージの模様は、目覚めた時の服装を着た自分の姿であった。
何かないかと辺りを見渡すが特にこれといって何も無い。
こういう場合は何かあるやろ、例えば台座の上に剣が乗ってるとか…そんなファンタジーはないか。
顰めっ面でそう思っていると肩に手を置かれた。思わず振り払って少し距離をとる。
｢まあまあ、そんな警戒しなさんなって｣
そこには自分がいた。
｢記憶覗かれるとか悪寒走るわ…｣→←｢あの狐面の科学者はどうやってこれを作ったんすかね｣
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作者名：夢見るサーモン | 作成日時：2020年3月27日 16時
