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病院からの帰り道。
アミちゃんはあれから落ちついて
眠ったみたい…
CY「時々おこるんだ…発作…
俺、何もしてやれなくて…」
「……アミちゃんの病気って？」
CY「……心臓病……
生まれつきなんだ……
生まれてからほとんど病院で過ごしてて
アミは学校にも行ったことがない…
今の年まで生きれてることが奇跡だって医者は言ってる…」
「……そんな……」
CY「辛い治療とか色んな我慢とかして生きてるのにさ
なんで良くなんねんだよ…
なんでアミなんだよ…
両親共働きだからなかなかアミに会いに行けてないのに
さみしい素ぶりも見せないで
俺が行くといっつもニコニコしててさ
寂しくて辛いはずなのに…
俺が変われるもんなら代わってやりたい…」
「……チャニョルさん…」
CY「生きたくてもさ生きられない人もいるんだよ？
……それでもまだ死にたい？」
私は首を横に振った…
「……ごめんなさい…わたし…わたし…」
9歳の女の子でもあんなに一生懸命生きようと頑張ってるのに
何やってるんだろう私は…
CY「何で泣くの…」
チャニョルさんは私を抱きしめた…
久しぶりの人の温もりが温かくて
安心したのか溢れ出した涙が止まらなかった…
もしかしたら私は死にたくなんてなかったのかもしれない…
CY「落ち着いた^^？」
頷く…
CY「分かってくれたんなら良かった^^
今日はありがとう！
付き合ってくれて^^
こんな遅いと家族心配させちゃってる？
おくるよ家まで…」
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作者名：ぴょり | 作成日時：2015年8月1日 16時
