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『もしもし、おはようございます』
目にかかる前髪をかき上げ、少し切なそう表情で私を見下す
時折、『はい』の相槌以外に『マジすか』とか『なんでっすかね』とか言ってるし
チラッと私の方へ視線を送ってくることもちらほらある
「な、に、を、は、な、し、て、る、の」
口だけ動かして尋ねるけど、返事は微笑みだけ
気になって、上体を起こしてスマホに耳を近づけたけど
それと同じタイミングで通話は切れて結局通話の内容は分からずじまい
「ね、なんの話?」
いつのまにかベッドから降りて伸びをしている臣をじっと見つめながら
帰ってくる答えを予想して待つけれど
「内緒、まだ教えね」
なんて言って部屋を出て行こうとするから、ベッドから凄い勢いでジャンプして
臣の背中に飛び乗ったよね、うん。
もう猿って呼んでくれても構わないよっていうくらいのジャンプ力だったと思う
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ルシシ(プロフ) - ななさん» わざわざコメントありがとうございます!楽しんでいただけて良かったです。 (2018年1月20日 14時) (レス) id: b37ea43a3b (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - このお話すごく面白かっです!! (2018年1月20日 11時) (レス) id: b26efa44e0 (このIDを非表示/違反報告)
ルシシ(プロフ) - Ruiさん» ありがとうこざいます!マジで嬉しいです。 (2017年10月4日 22時) (レス) id: b37ea43a3b (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - こんばんは!更新楽しみです(^^)ご無理のないようにしてくださいませm(__)m (2017年10月4日 20時) (レス) id: 109f887479 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルシシ | 作成日時:2017年4月26日 23時