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慧side
思ったより貧血酷いな…
あんまり酷かったら点滴受けにおいでって裕翔に言われたけど、点滴好きじゃないんだよね…
雄「落ち着いた？運ぶね」
「ちょ！いいよ！！」
雄「こっちが心配、大人しくしてて」
「…あり、がとう」
もとから優しかったけど、いつも以上に優しくされるとちょっと照れる…
他の人に見られないように、裏に止めてある圭人の車まで運んでくれた
圭「乗ってかなくていいの？」
雄「俺家近いんで大丈夫っす」
圭「そっか、じゃあ気をつけてね」
なぜか助手席に座る知念はずっと雄也のことを睨んでるし笑
なんなのこの2人笑
でもなんだかんだ仲良さそう
それ言ったら怒られそうだし、だまっておこう
圭「ついたよ」
侑「へーーここが新居ですか……ってデカすぎ！
てっきりアパートでも借りたのかと…」
「だよね…」
俺だってびっくりしてるよ
いいアパートを探してくれるのかと思いきや、思いっきり一軒家
しかも実家からの交通の便もよし
部屋何個あるんだっけな…
周りの家と比べても大きさは歴然
二階建ての、家です…
お母さんに聞くと、
「いい家でしょー？去年見つけて買っちゃったのよーちょうどいいからあなた達にあげるわ」
とのこと…
家を買っちゃったってなに！？
く、くれるの！？？
お母さんの金銭感覚もおかしいよね…
よく俺はちゃんと育ったもんだよ
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作者名：★Luke★ | 作成日時：2019年7月26日 22時
