惜別の．10 【tngr】 ページ10
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*tnside
「今は、意識不明の状態だそうだ…」
なんでや、なんで義母さんが、
意識不明、意識がない。
心疾患で意識がないってやばいんじゃないか？
心疾患って心臓に異常があるってことやろ？
思考回路がショートしそうだ
「は、はは…悪い冗談ですね先生…そんなんじゃ笑えませんよ…なぁ、トントン？」
グルッペンは泣きそうな顔でこちらを見、俺の制服の裾を掴んでくる
ダメだ。俺がしっかりせんと。
父さんとコイツと義母さん守るって約束したやん
「ほんまに…夢やったら醒めてくれって感じですわ。でも…」
俺はそこで一度切り、震えた彼の右手を握る
「冗談でも夢でもない。俺らがちゃんと前見なあかんのや」
ーーー
その後先生に病院の住所をもらい、礼を言って職員室を出た
早足で歩きながらグルッペンに話しかける
「病院の場所は？」
「○○市だから…少し遠いな」
「家まで走ってそっから自転車で向かうぞ！」
「わかった。カバンだけ取って校門前で」
「了解！」
そう言って俺たちは二手に分かれた
ーーー
教室。
俺が少し息切れしながら勢いよく入っていったので
クラスメイトが静かになったがあいつが沈黙を破る
「ちょ、ちょいちょいトンちゃんどしたん？」
「後で理由とか諸々話すから俺のカバン取ってきてくれ…」
「ん、おかのした」
「語録使うなぁ…」
まぁふざけたことも言っているが
俺の様子を見て急ぎの用事だと察したのか、大先生は素早く俺のカバンを持ってきてくれた
「ありがと」
「あ、ノート入れといたで」
「おけ、じゃあの」
「どこか知らんけどいってら〜」
大先生の見送りを背に校門へとへと向かう
全力で早歩き(実質ダッシュ)して校門に出ると
そこには既にグルッペンが待っていた
「遅いぞトン助！」
「すまん！」
「まぁいい、ダッシュだ！」
「おっす！」
ーーー
最後短くなってしまってすみません…
お知らせというか報告なんですけど
一旦、占いツクールを休ませていただきます
理由としては私ルカルカが受験生ということが一番大きいです
コメなどは定期的に見に来るので感想など頂けると嬉しいです(´･ω･)
まぁ夏休みの間はちまちまと進めていって一話出来たらあげたいなぁという感じです
では、また逢う日まで
ーーールカルカ
続く (更新停止中)
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ルカルカ１１３(プロフ) - ココアさん» 丁寧なコメントありがとうございます！読者様のお言葉が励みになります。こういうところがよかった！悪かった！などお気軽にコメントしてくださるとうれしいです(*'▽') (2019年6月11日 1時) (
レス) id: e202de0e6b (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - いつも作品読ませていただいてます。やはりルカルカ様の作品は面白いです。更新頑張って下さい。応援しております。 (2019年6月10日 21時) (レス) id: 6d6d59ac82 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年6月9日 14時
