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さっき冬雪さんからLINEがきて、今日は帰りが遅くなるみたいだ
もしかしたら日も跨ぐ可能性もあるみたい
…よし、なにか甘いもの、作ってあげよう
まだ夕方だし、クッキー…いけるな
＊
そろそろ帰る、と冬雪さんから連絡が届いたので、味噌汁をあっため始める
まだまだ寒いから、温まってもらわないと
温め終わり、冷やしておいたクッキーをお皿に盛り付けていると、ガラッと扉の開いた
「あっ冬雪さん」
おかえりなさい、と言いながら冬雪さんに近づくと、腕を引かれぎゅーと抱きしめられた
片手は腰に、片手は頭に乗っていた
どうしたんだろう？
「冬雪さん？」
「はーー…いや、ちょっと疲れただけや」
おでこにちゅっとキスをされて、反射的に一歩下がって俯く
クスッと笑った声が聞こえて、手袋を着けたままの手で頭を撫でられる
顔を上げると、冬雪さんはふわっと微笑んで、コートを脱ぎ始めた
な、何だったんだ？
＊
僕もまだご飯を食べていなかったので、冬雪さんと一緒にご飯を食べた
久しぶりに一緒に食べたから、なんだか楽しかった
食後のデザート…ってことで、カウンターに置いていたクッキーを温かいココアと共に出すと、キラキラと子供のような表情をした冬雪さん
思わず、笑ってしまう
「これAが作ったんか？」
「はい。仕事で疲れてるだろうからー…って
冬雪さん、甘いもの好きだから」
ありがとうな、そう微笑んだ冬雪さんは、クッキーを一枚摘んでぱくっと食べた
＊
「ん……美味い」
「よかったぁ。まだありますから、また今度食べましょう」
「ん、」
☆
これは兄弟間のスキンシップであってホ モではない(迫真)
続く (更新停止中)
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ルイ(プロフ) - テル＠コクさん» コメントありがとうございます！いつも楽しみに…！ありがたいです…！！弟くんは無事に押忍にゃん取れましたー！6話のおまけっぽいのに書いてますので是非是非！ (2017年1月25日 10時) (
レス) id: b4ba085fa2 (このIDを非表示/違反報告)
テル＠コク(プロフ) - コメント失礼します。我々の他に最近デレステにもはまってきてるので、両方出てくる作者さんの小説いつも楽しみにしてます！弟君は押忍にゃんとれたんでしょうか・・・ (2017年1月25日 6時) (レス) id: c665163550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2017年1月18日 22時
