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怪我はゼロ ページ2
“どーもーぉ…？あのー、マルコいたりする？あ、この船で合ってる？？”
と、目の前の人間に話しかけてみた。
「な、な、なんの用だ…っ！」
あらま、すっごい警戒されてる。
乗船の仕方間違えたかな？
気づけば私の目の前の人間の後ろにさらにたくさんの人間。
“あの〜…挨拶の仕方間違えちゃった？”
と、首をひねると、
「「お前どっから来たんねんっっ！」」
総ツッコミされた。
えー…どーしよー……と思っていると…
「なっ！なんでお前が…っ、A！なんでお前がここにいるんだよぃっっ！！！」
威勢の良いあの頃と変わらない、よぃ、という語尾。
あぁ、懐かしい。
“マルコっ！”
私は思わずマルコの胸めがけて飛び込んだ。
ワーワー大きな声が聞こえる中で、
“久しぶり！”
私はマルコにそう言った。
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作者名：西鶴 | 作成日時：2022年8月14日 23時
