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次の日。 ページ13

藍沢サイド
昨日あれから橘先生のところに行って休みをもらった俺。緋山達は「うちらの事は気にしないで。気をつけて行って来てね。一応準備はしとくから。」と言ってくれた。

久々に私服でAのところに行く。

Aの部屋に入ると…

「耕作!おはよう。着替えはもうしたよ!耕作からもらった帽子(ニット帽的なのをイメージして)も被ったし、さっき看護師さんが外出用にってスリムな車椅子持って来てくれたし。」

すでにAは、支度を全て整えて車椅子に乗って本を読んでいた。確かに従来の車椅子と違って今Aが乗ってる車椅子はどこかカッコよくてお洒落だ。

俺は無意識に口角が上がる。自分の彼女が世界で一番なのは重々承知だが、今日を楽しみにしてくれてたと思うと喜ぶほかない。

藍「じゃあ行くか。」

と、言い俺は彼女の車椅子を押し駐車場へと向かった。


ー駐車場にてー
「え。耕作…?ってもしかして金持ちだったの?」

俺はそんなに驚くことか?と思ったが、Aは心底驚いてる様だ。

「車に詳しくない私でもこれがBMWだっていうのはわかる。」

と、言った彼女。目の前にあるのは二台の愛車のうちの一台。

  BMW M850i xDrive グラン クーペ

一目惚れして頑張って手に入れた一台。もう一台は生前お父さんが所有していたヴェルファイア特別仕様車 Z“GOLDEN EYES”。独り身の俺にとっては車庫に入れたまま使わなかったが、今からこっちに変えるつもりだ。

藍「今はこれに乗るが、車で十分の距離に車庫がある。借りてるんだ。そっちに戻ってから行こう。」

と、俺は言った。

そして、目の前の固まってる彼女に可愛さを抱きながら俺は彼女を姫抱きして助手席に乗せる。
車椅子は使わない後部座席に折りたたんでしまい、出発だ。


ー藍沢家ー
車を止めて助手席を開け再び彼女を姫抱きし車椅子に乗せる。「じゃ車止めるから待ってろ。」と言い残し彼女をマンションのエントランスのほうに連れて行く。そして俺はBMWを車庫にしまいヴェルファイアを出した。

ヴェルファイアに彼女をのせ、今度こそ出発できる。


俺が事前に探しておいた家を回る予定の今日。

五軒ほどチェックをした。その五軒共翔北から高速で一時間の距離があるが、空気も澄んでて少し田舎っぽい土地だ。


(飛ばしまーす。最後の一軒です。)
最後の一軒についた俺たち。彼女は中々良い顔をせずここが最後の砦だ。

「庭付きの…しかも小さな池と大きな平家の家!」

続き。→←病室で雑談。



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設定タグ:コードブルー , 藍沢耕作 , 藍沢   
作品ジャンル:恋愛
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藍沢先生が好きな人 - 山P大好きで学校で山P山Pって先生に苦笑いされました。(笑 (2020年9月26日 10時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
藍沢先生が好きな人 - 私生意気な14歳 (2020年9月26日 10時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 藍沢先生が好きな人さん» 返信遅くなりすみません!嬉しいお言葉、私には持ったいないくらいです。ありがとうございます!!! (2020年9月26日 6時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
藍沢先生が好きな人 - 頑張ってください。これから楽しみにしてます。 (2020年9月24日 23時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 赤兎さん» 赤兎さん、早速コメントありがとうございます!そうですよね…!バッドエンドだからこそ、本当はもっとこうだったのにー!とか思い浮かびます。ご意見ありがとうございます! (2020年9月23日 11時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍琉 | 作者ホームページ:http://.uranai.riane.jarrck  
作成日時:2020年9月16日 22時

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