3話ー4 ページ8
ー音羽sideー
「こちらA。腹部損傷の重症患者一名。赤タグ。他に黄色タグが4名。緑タグは3名。
MER、到着次第、まずは赤タグの人を。女性で、バンダナを止血代わりに巻いといた。
あとはどうにかしろ。
それと、駒場室長。私はビルの中に行く。
あぁ、あと、輸血パックあるだけ持ってこい。」
現場に向かう途中のERカーの中でいきなり聞こえてきたのは全く聞いたことのない声だった。
なんだ？命令口調の、声からして女、か。
さらには輸血パックをあるだけ持ってこい、と言う。
…なんだ？こいつ。
「喜多見チーフ…」
と声をかけると、喜多見チーフは、ゆっくり、しかしきちんと、それなりの声で笑った。
え？…という顔をする、夏梅さんとミンさん、そして比奈先生。
「喜多見チーフの、お知り合いですか？」
と、聞くと、
「あぁ〜〔笑〕
やっと、全員揃うな、と思ってしまって笑。」
それぞれに指示を出しながらどこか嬉しそうな顔。
「喜多見チーフの知り合いっすか？」
「喜多見チーフ、教えて下さいよ〜」
徳丸君と、冬木先生の声も聞こえる。
「ちったぁ黙れ。早く来い。」
また、だ。先程の声。
だが、喜多見チーフはまるで全てを知っているかのように笑いながら、しかし真剣に、
「もうすぐ着きますよ、A先生。
で、皆さんに紹介しますからね？」
A、と呼んだ喜多見チーフ。医者なのか？
「イヤホンの先にいる彼女は、AA先生。
7人目の、MERメンバーです。訳あって中々合流できませんでしたが、どうやら今日やっとお目にかかれそうですね！」
まさかの7人目の登場に、ふと、白金大臣の言葉を思い出した。
「赤塚は必ず切り札を用意してる。
例えそれが、国を越えても。」
何者だ？
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西鶴(プロフ) - みなさんお久しぶりです。ほったらかしの今作をまだお気に入りにしてくれている皆さん、ありがとうございます😭なぜかコードブルーを見たくなり観てみたらちょっとこっちを書きたくなりました。今日あたりからぼちぼち再開します。 (2022年7月27日 9時) (
レス) id: 6dde35b37e (このIDを非表示/違反報告)
藍琉(プロフ) - マナさん» はい、なんでしょう🤔？ (2021年9月27日 21時) (レス) id: de4f5e9033 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 藍琉さん» えっと…ですね… (2021年9月27日 18時) (レス) id: 818f520fc7 (このIDを非表示/違反報告)
藍琉(プロフ) - えぇ、答えられるか分かりませんがお聞きしますよ。 (2021年9月27日 11時) (レス) id: de4f5e9033 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 藍琉さん» TOKYOMERについて質問していいですか？ (2021年9月27日 11時) (レス) id: 818f520fc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍琉 | 作者ホームページ：http://.uranai.riane.jarrck
作成日時：2021年9月14日 12時
