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A「嘘はつけない、曖昧なのも嫌だ、だから、はっきり言う。
私はジョングク先輩の気持ちには応えられないです、ごめんなさい。」
今日、何回目かの深い深いお辞儀
A「私には、そういう感情も存在も今は必要ない。
前だけを見て、がむしゃらに走り続けなきゃいけない。
この世界で、このグループで、メンバーとカラットの皆んなと、一緒に見たい景色はまだまだ先にあるから。」
本当に私達の夢は、
まだ始まったばかり
A「でも、楽しかった。
ジョングク先輩と話してた時間。
その、こんな、友達みたいなの、初めてだったから、本当にありがとうございます。」
本当に、正直な、謝罪と感謝
あぁ、これであの楽しかったやり取りも終わりなんだなって少し寂しい気持ちもした
JK「、、、はぁ。」
聞こえてくる深い溜息
JK「Aのパボ。」
JK「俺、まだ何も伝えてないよ？
だから、Aが言ってる意味も分かんない、って事でノーカンね。」
A「え？」
JK「ふふ、冗談。笑」
JK「俺も馬鹿じゃないから。
Aの答えは言われなくても分かってる、だから、最初から返事は期待してない。」
JK「ただ、伝えないと伝わらない事が沢山あるから、ちゃんと伝えておきたかった。
男として、Aを大切に思う一人の人間として。」
予想外の展開に勢いよく顔を上げれば、いたずらに笑う優しいジョングク先輩の顔
JK「あと、今はって言ったよね？
その言葉、忘れないから。」
あぁ、私の周りのイケメン達はホンットにおっかない奴ばかりだなって実感した。
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作者名：リサ | 作成日時：2019年9月2日 21時
