あぁ、私の定められた運命よ。

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とりあえず、途方に暮れた。


行くとこなんてある筈無くて走って走って走り抜いた挙句着いたのは二駅離れた無人のコインランドリー



「凄いな、漫画も椅子も置いてある」



なんて最近のコインランドリーに感動しながら椅子に腰掛けた



回ってる乾燥機が一台だけであとは何もない空っぽの機械達、まるで私みたい、その一台はきっとキムテヒョンで、あと3分で乾燥が終わる




「私が見つかるまで3分か、」




なんて呟いていると全身黒服の男性が私とは反対の椅子に腰掛けた



パーカーのフードを被っていてその中には目にかかるぐらいに切り揃えられた前髪、これでまた更に顔は見えなくなっていた






？「、、、。」


「、、、。」






気まずい、実に気まずい。


そして彼の手にあるランドリーバッグが、今現在乾燥中のものだと物語っている為明らかに私は不審者でしかない





？「、、、行くとこないんですか？」



「え、、ぁ、、はい。」



？「そうなんだ。」「(無言)」



？「俺も昔そうしてた時あるから、何と無く、気持ち分かるよ。」



「あ、、、そうなん、ですね。」






そっからまた気まずい沈黙、



乾燥の終わりを告げる音と共に立ち上がる彼、パーカーのフードを取り払る



露わになった姿に視線を向ければ、これまたキムテヒョンにも劣らぬ顔面の持ち主で、ほんと、一瞬、息が止まった




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