偶然は必然で、運命。(BTS) (ページ47)

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JIMIN side.

Aが、僕の予約した部屋に来てくれた

正直、絶対来てくれないだろうと心配だった。(ホテルだし変な誤解もしそうだったから)

僕だって、

人目を気にせずAと色々なところに行きたかったのが本音

でも、この人生を選んだ時に「普通」と言うモノを捨てなければならなかった。もちろんこの先も。

Aは、本当に見ていて飽きなくて。

今もソファーでクッションに埋もれながら天井を見つめている

「ここに住みたい」

ぼそりと呟いた内容に普通に吹いてしまった(あの容姿で言動のギャップが激し過ぎ)

クールな顔立ちのA、

切れ長な猫目

艶のある黒髪

身長は僕より少し低いぐらいでスタイルも良い

そんな印象とは真逆過ぎる今の無防備な様子に、

少し男として焦ってしまう

もちろん、何もするつもりはない。

当初の予定通り、ただAの事が知りたいだけ(大丈夫、我慢できる、ジミンならできる頑張るんだ)

ルームサービスも気に入ってもらえたみたいで

幸せそうに食べる姿に僕まで嬉しくなる

あとは、今、Aには彼氏が居ない事

それを聞けた事が本当に嬉しかった

でも、話せば話すほど

Aを知っていく度に

同時にAが僕にあまり関心がない事も

痛感させられた。

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