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JK side.








喉が渇き、皆が寝静まった後リビングへ行けば








(あれ、ベランダ空いてる)








ダイニングから出てベランダに向かうと人影が。









「、、、ん?A?」







耳にはイヤホン、


ベランダのサッシにもたれかかり寝息を立てているA






寝ちゃってる、風邪ひいちゃうよ?









Aの横に座って、
すやすやと眠るAの寝顔を見る









本当に綺麗だな、







眠っている姿さえ絵になるぐらい







明日から仕事に同行するという事は
他のスタッフやアイドル、芸能人と会う事になる









なんか嫌だな





誰にも、見せたくない









ふ、とそんな考えが浮かんでハッとする



何考えてるんだ、俺。









Aの片耳からイヤホンを外し、自分の耳につける









Just One Day







俺たちの曲を聴いて眠っているAに思わずにやけてしまう




しかも、Just One Dayが永遠リピート。笑









そんな小さな事でさえ嬉しくて仕方なかった









Aを起こさないようにゆっくりと抱き上げる






連日、遅くまでスタイリングやMVでのライバル視察、韓国語の勉強をしていたA





疲れているんだろう、







Aの部屋へ向かい、ソッとベッドへ降ろす





名残惜しいが離れようとしたその時






ん、とAが寝返りを打ったかと思えば



拍子に首へ巻き付くAの細い腕









そのまま俺も流れでベッドへダイブしてしまう









え、ぇ!え!A!?







目の前には整ったAの顔








んーと唸りながら
ふにゃ、っと目を開けて笑った









「、、んっ、、、○○、おか、ぇり。」








ちゅっ、と引き寄せられて唇が触れる








そのままぎゅっと抱き締められ動けなくなる









知らない、多分、男性の名前。



Aが、そう、呼んだ。









誰を待っていたの、?


誰と勘違いしてるの、?








胸の中がどろどろと黒ずんでいく









ぎゅっときつくAを抱き締め返し、




考える事をやめてそのまま瞳を閉じた。









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作者名:リサ | 作成日時:2019年1月8日 22時

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