36 ページ36
.
「ジミンさん。
お気持ちは、本当にありがたいです。
でも、私、今は、「あ！言わないで！」
JM「今は、言わないで？
今すぐにどうこうじゃないから
まだ本当にお互いに何も知らないし。笑
これから一緒に過ごす時間で、Aの事を沢山聞かせて？
ゆっくり僕の事を知っていって、それからまた、教えて？
でも、本音を言えばさっきのAが写ってる写真を見てちょっと、モヤモヤした。笑
Aはこんなに素敵なんだから、誰かが隣にいてもおかしくないのは分かってるのに
ごめん、困らせちゃったね。笑」
そう言って、さっきの写真を手渡される。
JM「大事なモノなんでしょう？
ちゃんと持っていなきゃ、ね。」
私の横に写る人物をジッと見つめる
大事、ではない。
もう終わった人。
それなのに、私の胸はざわつくばかり。
「ジミンさん、
昔話なんですが、聞いてくれますか？」
.
.
.
ある女性が二十二歳になった冬、
一人の男性に出会った。
それが自然な流れだったかの様に
すぐにお互いに惹かれあった。
彼女は、あまり他人に興味が無かったが
何故か彼に対しては違った。
優しくて、
本当に本当に、誰より尽くしてくれた彼。
毎日、幸せな日々を送っていました。
ある日、彼女は身体に異変を感じて病院へ。
そこで自分の身体に
異常がある事を知りました。
彼は、彼女よりまだ若く
これから沢山の経験を積んで
先を歩いていける人。
彼女は、彼の為に別れを切り出し
彼の前から去りました。
永遠に、
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リサ | 作成日時：2019年1月8日 22時
