28 ページ28
.
JK「え！？Aさん！？」
宿舎を出る間際、
彼の声が聞こえたが早足で遮る
純粋、
その純粋な優しさは、
今の私にはまだ苦痛だ
もやもやと複雑な気持ちになる、
本当に気に掛けてくれているであろう言葉も
上辺だけに聞こえる
私は、
私の中は、こんなに醜い。
そんな醜い気持ち、誰にも悟られたくない
コンビニ特有の明るい照明を頼りに道を歩く
私の心を写すかのように道は暗く、
私の足音だけが響く
路地が入り組んだ複雑な道を歩いていたその時、
「っ！」
背後に人がいたなんて気付きもしなかった
後ろから口を塞がれ手慣れた様子で路地裏に連れていかれる
(え！？一体、何！？)
素早く壁に身体を叩きつけられ、
ビリリっと何かが破れる音がした
破れたのは、
私の衣服で、
そのまま口に詰め込まれ身体を弄られる
寒気がした、
大人しくしろ、とでも言う様な様子で背後の男が韓国語を話す
そのまま男は私のスカートを腰まで上げ自分の腰をぴたりと密着してくる
背後に当たる熱い昂ぶりを感じ身体が更に硬直する
「んっ！んぅ！」
両腕を抑えられ全く身動きが取れない
男性の力には敵う筈も無く、
やんわりとお尻を撫でられ冷や汗が伝う
ハァハァ、と男が興奮している息が首に伝わる
叫びにならない言葉が口から漏れる、
その時、男の指が下股をなぞった
やんわりと割れ目をなぞられ身動ぎする
そのまま下着の隙間から指が入り込み
濡れてもいない割れ目を撫でる
「犯 される」
頭に、この言葉が浮かんだ
割れ目の中に指を侵入させようとしてくるが、中々濡れない事に苛立ちを感じてか、所作が荒々しなる
「っん、ふぅ、！んんっ！んぅ！」
嫌だ、と頭を左右に振るがガッチリと身体を押さえつけられ、遂に背後でチャックが開く音がした。
熱い昂ぶりを当てがわれ、
もう逃げられない事を悟らざるおえなかった
ゴッ！！！
背後から聞こえてきたのは鈍い音
それと同時に身体が自由になる
恐怖で身体を上手く動かす事が出来ず、
ただゆっくりと座り込む
横を見れば黒ずくめの男性が何故か倒れていた
JK「、っはぁ！ハァ！
大丈夫ですか！？Aさん！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リサ | 作成日時：2019年1月8日 22時
