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「ジミンって私より背高いよね」
JM「、、、ん？あ、うん、ちょっとだけ？」
(あれ？ボクの必死の告白はスルーかな？あれ？)
「ジミンって意外と男の子だよね」
JM「え、あ、うん、男の子だよ」
(意外と、、意外と、、？)
「自分の気持ちに素直だし、
真っ直ぐだし、
嘘つけなさそうだし、
すぐ顔に感情出るし、
しつこいし、
ストーカー予備軍だし、」
JM「」(あ、ちょっと、これ以上は、心折れる)
「全然興味無かった、ジミンの事」
「男性として認識してなかったし関わるのさえ面倒だった」
「アイドルなんて、芸能人なんて皆上辺だけの人間だと思ってた」
「笑って、手を振って、ファンサービスしとけばお金になるんだって」
「プライドに傷を付けた私に仕返ししたいから優しくしてくれたんだろうって思ってた」
あ、もうダメだ
受け止めるって言ったくせに、
今すぐ死んでしまいたい
「だから、もう関わらない様にしようと「あ、ぁ、A、、もぅ、、」いいから話聞け」
Aが口を開く度に、
溜まる一方の涙
それを隠すように顔が自然と俯いていく
「もうカトクも消して、
一生関わらないつもりだった」
.
「そのつもり、だった」
「でも、出来なかった」
その言葉を聞いた瞬間、
ボクの時間が止まった。
「出来なかった、理由は、私にも分かんない」
「消そうとする度にジミンの顔が浮かんだの」
JM「え、A、、それって、、」
期待しても、良いの、？
彼女の言葉には、
ボクを動かす不思議な力がある。
まるで、魔法のような
「その理由は、
きっとジミンといれば分かる気がする、
この気持ちがなんなのか、
ジミンの言う私達の偶然がなんなのか。
それまで、仕方無いし、ほんと仕方無いから、
もう少しだけジミンに付き合ってみようと思う」
ほら、いつもそうだ。
彼女は、
今日も、
沢山の ｢笑顔｣ と ｢涙｣ の
魔法をくれるんだ。
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作者名：リサ | 作成日時：2019年4月26日 19時
