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抱き締めていた腕をゆっくりと離して
向かい合う様にジミンの方へ一回転させられる
私の両手を握り、
真っ直ぐと私を見るジミン
「ジミンって私より背高いよね」
JIMIN「、、、ん？
あ、うん、ちょっとだけ？」(あれ？スルー？ボクの必死の告白はスルーかな？あれ？)
「ジミンって意外と男の子だよね」
JIMIN「え、あ、うん、男の子だよ」(意外と、、意外と、、)
「自分の気持ちに素直だし、
真っ直ぐだし、
嘘つけなさそうだし、
すぐ顔に感情出るし、
しつこいし、
ストーカー予備軍だし、」
JIMIN「」(あ、ちょっと、これ以上は、心折れる)
「全然興味無かった、ジミンの事」
「男性として認識してなかったし関わるのさえ面倒だった」
「アイドルなんて、芸能人なんて皆上辺だけの人間だと思ってた」
「笑って、手を振って、ファンサービスしとけばお金になるんだって」
「プライドに傷を付けた私に仕返ししたいから優しくしてくれたんだろうって思ってた」
「だから、もう関わらない様にしようと「あ、ぁ、A、、もぅ、、」いいから話聞け」
私が口を開く度に、
ジミンの顔はみるみる下に俯き出して、
終いにはまた泣きそうな彼
「もうカトクも消して、
一生関わらないつもりだった」
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「そのつもり、だった」
「でも、出来なかった」
この世の終わりかの様に
涙をためていたジミンの顔が止まった
「出来なかった、理由は、私にも分かんない」
「消そうとする度にジミンの顔が浮かんだの」
JIMIN「え、A、、それって、、」
「その理由は、
きっとジミンといれば分かる気がする、
この気持ちがなんなのか、
ジミンの言う私達の偶然がなんなのか。
それまで、仕方無いし、仕方無いから、
もう少しだけジミンに付き合ってみようと思う」(はい、二回言ったとこテストでるかんなー！)
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作者名：リサ | 作成日時：2019年4月26日 19時
