偶然は必然で、運命。(BTS)2 (ページ24)

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急にユナの表情が変わった

ユナ「今、私の目の前にいるあんたは、

Aじゃない。

何に悩んでんのか内容なんて知らないし

どうでもいい、

けど、私の友達はただ一人、

そんなうじうじしたやつは知らねえし、

あんたは誰だって聞いてんの」

私は誰か、？

何言ってんだこいつ

ユナは言いたい事だけ言い放つと

私の歩く方とは反対の方へさっさと歩き出した

うじうじ？

してねえよ

悩む？

私が？

ユナが本気で怒ることなんて今まで無かった

いつものおふざけとは違うその真剣な顔は

今までに見たこともなかった

なんか、

すっげぇムカツクけど

ありがとう。(本人にはぜってえ言わねえけどな)

「、、、ユナ！」

振り向きもしねぇ、あいつ。

「そのセリフ、ぜってぇ忘れんなよ｣

ユナの後ろ姿にそう叫べば、

私の心のモヤモヤはすっかりと晴れていた

もちろんやっぱり振り返りもせずに

後ろ手に中指立ててる(落ち着けムカツクけど落ち着け私)

｢行ってくる｣

小さく呟いて、

私は走り出した。

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