偶然は必然で、運命。(BTS)2 (ページ19)

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気付けばいつの間にやら陽は昇り、

朝になっていた

ぼーっと外を見ていたらユナも起床し、

また騒がしい一日が始まった

ユナ｢なんか、あんたやつれてない？｣

｢えー？あー、うんそれ美味そうだわ｣(虚ろ)

ユナ｢適当か、私の扱い適当かお前｣

あれからもずっと返信することが出来ず、

ただただ時間だけが過ぎていった

明日には日本に帰国する、

会うなら今日しかない訳で

なんでこんな事で、私迷ってんだろ

簡単な話、

このままカトクも消して終わりにすればいい

そう思って何度かそれを試みた

でも、なぜだか浮かぶのは

ジミンのアホみたいに糸目な笑顔と

私を見て泣いている姿

ユナ｢ユナちゃんに話してご覧よ、Aちゃん、悩み事かい！？うん！？｣

いつもならうっとおしい筈のユナの絡み、なのに

｢ねえ、ユナ。

突き放しても突き放してもさ、諦めないんだよね。

私自身、それが面倒だったはずなのに、

いざとなったらどうすればいいかわからなくなった

そんな時ってどうすればいいんだろ、

何が正解なんだろ｣

きっと昨日までの自分ならそんな事、絶対に口にしないだろう

でも、今日は、私が私じゃない感覚でいっぱいだ(説明下手か)

珈琲の波紋を眺めながら、

つい、そんな事を口走ってしまった

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ユナ｢は？、、、気持ち悪っ！！！

何しみったれてんのこの子！！気持ち悪っ！！！｣

うん、ごもっともだ(アパカット)

顎を押さえて倒れこむユナを置いて、

残りの時間を楽しもう

このもやもやがなんなのか、

もう私は知りたくない

もう、私は、知りたくない。

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