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さて、こいつをどう料理してくれようか








テヒョンから逃げ切った後、


すぐにユナを捕獲することに成功(何故か放心状態)




高級焼肉店で懺悔を聞くつもりだったが、


未だ明後日の方向を向いたまま放心状態のユナ(口開いてる口開いてる)






しきりに、また会いにいく、会いにいくよテヒョン、とうわ言を呟いている(ガチでキモい)



まーたテヒョンかよ(あいつマジ嫌いになりそう)







とりあえず、ユナをホテルまで連行し私もゆっくりと疲れを癒す(ちゃんと動かないユナに拭き取りメイクシートでメイク落として保湿してやってんだぞなぜなら今回の旅費も全てユナ持ちだから)



甲斐甲斐しく完璧にユナの寝支度を済ませてやった




仕上げに私も勢い付けてベッドへダイブする









精神的に今日は疲れた(特にテヒョン)





あれからクソほど通知が来る(もちろんテヒョン、そして既読スルーエンドレス)




ご丁寧にフルネームで登録されていた奴のカトク


ユナに携帯見られたら多分色々とマズイので奴のカトクの名前はパボに変えた(苛つき9割隠蔽1割)







でも、あれだけ来ていたお餅からのカトクはあの握手会再会後から一件も来ていない



いつもなら絶対に一日三件以上は通知が来ていたのに(やっと諦めたか?)









韓国って言ってもこんだけ広くて、


沢山の人が住んでいる




それなのにまた、


腐れ縁のようにお餅とのご対面(ほぼユナが元凶だけどな)








そういえばすっげぇ動揺してたな、(思い出すとちょっと笑える)









物珍しい私と言う人間が、


今はただ彼にとっては衝撃が強すぎて




恋だの愛だのそんなことに置き換えて


ただ綺麗なものにしたいだけ







そう、彼にとってはそんな感じだろう(意外とロマンチスト野郎だし自分大好きそうだし)






沢山のファンがいて、

アイドルしてて、

誰にでも笑顔で優しくて、

時には愛の言葉なんかも囁いちゃって、

それが仕事なのか彼の天職なのか、



あー考えるのめんどくさくなってきた(おい)









簡単に答えを出すとすれば、



私にとってはもう遠い人









.








〜♪




携帯に一件のメッセージ



まーたテヒョンか?

いい加減退出するぞマジで









カトクを開けば、


通知先はジミン









JM:会いたいよ、A









ログに表示されたそのメッセージに、


なぜだか私の胸が切なく軋んだ









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作者名:リサ | 作成日時:2019年4月26日 19時

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