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◇第五十五章◇ ページ8

丁度お妙さんと九兵衛くんも準備が終わったようで、凄い部屋が綺麗になっていた。


貴方「お、お待ちどうさまぁ…」


私はこの得体の知れない物を二人に見せるのが怖くて、恐る恐る麩を開けた。


妙「あ、Aさん、料理出来たんですね」


貴方「え、ええまぁ…出来たというか崩壊したというか…」


私の後ろから銀時が部屋に入った。


銀時「あの、結構食いにくいと思いまスケドドウゾ」


貴方「何で最後カタコトなのよ」


銀時の冷や汗半端ねぇよおい。
まあ分かるよ?だってこれ食わせるんだもの。実際怖いよね、うん。分かる分かる←


テーブルの上にそれを乗せた。


九兵衛「何だこれ、ゲr「違うから、断じて違うから」」


銀時は必死に否定する。
めちゃくちゃ一生懸命だなおい。
つーか何でそこだけ一生懸命!?


銀時「ほらアレじゃん、モンジャもゲロみてぇなもんじゃん。変わんねえじゃん」


いや、何その苦しい言い訳。
そんなの通じるわけ…


九兵衛「うむ、なるほど」


って、通じるんかーい( '-' )ノ)`-' )ぺし
あ、思わず絵文字使ってしまった。
何で通じるの?この町馬鹿しかいないの?滅ぶよ?


私たち五人は畳の上に座った。


並び的にいうと、私の右隣に銀時、左隣に神楽ちゃん、そして神楽ちゃんの隣にはお妙さんで、その隣に九兵衛くんが座っている。九兵衛くんと銀時に挟まれている新八くん。元々影薄いのに、更に薄くなってる気がする。


新八「何か、今かなり失礼な言葉が聞こえた気がするんですけど」


きっと気の所為だろう。それよりこのゲロっぽいの早く腹に流し込もう。流石に気持ち悪い。


銀時「だから、昔から見た目が悪い物ほど食ったら美味いって言うだろ」


んなもん聞いたこともないよ。
というか、二人とも人の心読み過ぎでしょ。超能力者なの?


まあ、その並び順で私たちは頂きますをして口に運んだ。


銀時「…あれ」


新八「意外と…」


神楽「普通アルな」


三人が言う通り、確かに普通の味だった。
別に特別美味しいってわけでもないけど、かと言って不味いわけでもなかった。
安心しますた…。


妙「これ、見た目はアレですけど食べれますね」


銀時「お前に言われたかねぇんだよ」


妙「何か言いました?」


銀時「イエナニモイッテマセン」


お妙さんの目元が暗い。
オーラが怖いよオーラが!!
何か、殺されそう!!

◇第五十六章◇→←◇第五十四章◇



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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
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- 今読んでもすごい面白いです! (2018年8月26日 18時) (レス) id: 60ade2f7bb (このIDを非表示/違反報告)
つちのこ。(プロフ) - 1話から再読です!やっぱギャグがいいっすね・・・ww (2016年6月20日 23時) (レス) id: 64cd32f392 (このIDを非表示/違反報告)
晋助 - とてもおもしろかったです!俺名前が晋助で銀魂のキャラとかぶっててだいすきです!応援してます!!頑張ってください!! (2015年11月3日 13時) (レス) id: 889a1454a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - もうギャグ半端ないですwwめっちゃ笑っちゃいました・・・wwおもしろいです!がんばってください! (2015年7月27日 17時) (レス) id: 64cd32f392 (このIDを非表示/違反報告)
- すごくおもしろいです!更新頑張ってください! (2015年7月8日 14時) (レス) id: 012e254ff4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LAZU(らず) | 作成日時:2015年6月22日 20時

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