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◇第九十一章◇ ページ44

バスに乗ってから、十分くらい経った。
銀時はと言うと、クーラーの風が気持ち良かったようで、隣で寝ていr…


コツンッ


ん…んんん?んんんんん!?


何、この状況!!!
銀時爆睡なう!!そして…え?私の肩に銀時の頭が…え?


またしても心臓破裂しそうなんですけどおおおおお!?!?
いや、これはもう大丈夫なレベルじゃないだろ、寝息が耳元で聞こえるよコノヤロー。


気持ち良さそうに寝やがってからに。少しはこっちの身にもなれよー!!


貴方「ぎ、銀時…」


小さい声で呼んでみてもビクともしない。
揺すってみたがそれも駄目だ。


バスの中だぞ、羞恥心とか色々混ざりあって心臓が煩い。


とか思ってたら、後ろから男性二人に話し掛けられた。


男1「おいおいお熱いねぇ」


男2「こんな真夏に、暑くないの?ハハッ」


見るからに不良ぽい格好をしている。


貴方「えっと…これは別に…」


男1「っつーか君、可愛いね!!」


貴方「…は?」


可愛い、と言う言葉に、私は一瞬驚いた。
驚いたのだが、その言葉はよく銀時にも言われていたのだ。


とは言っても、顔は良いのに性格が残念と言われていたので、複雑な気持ちになっていたのだが。


銀時に言われた時と違って、全く嬉しくない。
いや、銀時に言われた時嬉しいとか思ってる時点でおかしいんだけどね。


男2「本当だぁ!なぁなぁ、そんな男やめて、俺たちと楽しいことしようよー!」


貴方「何ですか、これが今時の若者がしているナンパと言うやつですか」


男1「ちょっとくらい良いじゃんか〜」


この舐めるような言い方がとても気持ち悪い。
鳥肌立ってきた。
他にもお客さん居るのに、まったく迷惑な客だ。

◇第九十二章◇→←◇第九十章◇



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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
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- 今読んでもすごい面白いです! (2018年8月26日 18時) (レス) id: 60ade2f7bb (このIDを非表示/違反報告)
つちのこ。(プロフ) - 1話から再読です!やっぱギャグがいいっすね・・・ww (2016年6月20日 23時) (レス) id: 64cd32f392 (このIDを非表示/違反報告)
晋助 - とてもおもしろかったです!俺名前が晋助で銀魂のキャラとかぶっててだいすきです!応援してます!!頑張ってください!! (2015年11月3日 13時) (レス) id: 889a1454a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず(プロフ) - もうギャグ半端ないですwwめっちゃ笑っちゃいました・・・wwおもしろいです!がんばってください! (2015年7月27日 17時) (レス) id: 64cd32f392 (このIDを非表示/違反報告)
- すごくおもしろいです!更新頑張ってください! (2015年7月8日 14時) (レス) id: 012e254ff4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LAZU(らず) | 作成日時:2015年6月22日 20時

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