自作ポエムに酔うな ページ2
中「Aちゃーん!」
厄介なの来たーー……、
『はいなんでしょう、ポエムの新作ですか?』
中「えっ、良くわかったね。もしかしてあれ?もう一年も一緒に居るとloveの力みたいなのが働くのかな…?」
『…毎度毎度スタバの新作が出る頻度より高確率でポエム音読しては自爆してるじゃないですか。』
生徒会長兼この高校のアイドルはあと、なこの人は頭の中が素でるんるんるんな方なのだ。
スタバの新作が出る頻度は、一、二ヶ月に1度。
だとすると、この人がポエムの新作を出す頻度は2週間に1度なので最早有名どころまでも超えてしまっているのです…、 、
中「いやー、今日古典の授業で先生が雑談で百人一首の色んな解説してくれたんだけど、その中にたくさん胸きゅんがあって!」
『…、あの古典の先生め、次会ったら挨拶無視してやるんだから。』
中「そ!し!た!ら!俺もうなんだろ、もう気付いたら色んなフレーズが思い浮かんで。これはもうAちゃんに是非とも披露しないとって思ったんだよね!」
はあああ〜、
きっと、中島先輩は悪くない、うん。
私がそういう、らぶらぶちゅっちゅなものが元々苦手なせいで、本来なら女子がきゅんとするような、素晴らしいと思える様なポエムでも私にとっては、甘ったるいアメリカのお菓子を、食べてる気分になってしまうのだ…
でもまあ、音読して自爆してる先輩を見れるのは私だけの特権なのでそこは良しとしている。
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2017年7月11日 18時