最強の嫁は猛獣使い (ページ3)

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鬼、3体目ページ3

ﾁﾘﾝーーー

『…っは、、、はぁ』

1つ大きな溜息をついて飛び起きた椿月
横には遅くに酔い潰れて帰ってきた紅がまだ眠っている

(椿月)
『えぇ、嫌な予感がするわ』

鬼が出るまであとー

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今日も今日とて変わらず街の見回り。

いつもと違うのは

早朝感じた不吉な予感を抱えていること

毎朝起きる時間より1時間ほど早く起きたことに紺炉も何も言わなかったが
目覚めは最悪だった

念の為に余程のことがない限り白虎と共に見回りすることはないけれど

白虎も呼んで歩いていた

今日も変わらず町の人は賑やかに生きている

『そういや、第8は"柱"の調査がどうのって言ってたけれど進んでいるのかしら』

(さぁな、だが今朝感じたことを用心することは変わらんぞ)

「あら椿月ちゃん！今日は白虎様と一緒なんだね！どうだい今日も美味しい甘味が出来てるよ！」
『そうね！少しだけ寄らせて貰おうか、し、、ら…………ごめんなさいっ必ずまた来ます！白虎！！』
(大声出さずとも聞こえておるわ主よ)

いつもの甘味処の娘さんに呼ばれたとほぼ同時に感じた

今朝の不吉な予感

白虎にのって全速力で浅草の外へ駆ける

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ー炎ハ魂ノ息吹、黒煙ハ魂ノ解放、灰ハ灰トシテ、其ノ魂ヨ、炎炎ノ炎二帰セ…ラートムー

リ｢大隊長、焔ビトは順調に鎮魂され始めています。でもこの大火災をどう鎮火したらっ｣

桜｢このままでは町が全焼してしまう…｣

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ヴ｢あとは、あの一角…"鬼の焔ビト"｣

ヴゥゥゥｩｧｧｧ゛

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ…！

第8たちの前に現れた複数体の焔ビト

内一体は

鬼

攻撃を仕掛けるも対"焔ビト"用ではまるで歯が立たず防戦一方

繰り出される鬼の攻撃を受け続けるだけしか出来ない

リ｢これが"鬼"…｣
ヴ｢こんなのどうやって倒せばいいんだ｣

リ｢過去に特殊消防隊が鬼を倒したのは二回だけ…
浅草で紺炉中隊長による超高火力砲"紅月"と、同じく浅草での新門大隊長による"紅月"の2例のみ……

理論上それだけの火力を出せば鬼の鎮魂は可能になります｣

桜｢あの規模の火力、リヒト！何か策はないか！？｣

リ｢策と言われましても…なんで浅草の第7を呼ばなかったんですかっ！？｣

桜｢呼んだよ！？電話しても出ねぇんだもん！｣

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