9 ページ10
いもむし「皆には大きな負担を掛ける事になるが頼む、対策が講じられるまで王様ゲームの命令には極力従って欲しい」
芝「…でも、メールの内容次第では人が死んでしまうゲームですよ?それこそ「○○は屋上から飛び降りて死ね」なんて命令が来たら…」
いもむし「…王様ゲームの命令は絶対なんだ。従わなければ死んでしまう。が、絶対にそんな事はさせない。」
語りながらいもむしはかつての親友、こうたんの事を思い出していた。
いもむし「…同じ轍は踏まないでくれ。ゴリラビ、手伝ってくれるか?」
ゴリラビ「…ああ、わかった」
いもむし「……あと、この方法はとてもいいもんじゃないが、一つだけゲームを終わらせる方法がある。…王様を殺すことだ」
ざわつく教室。皆それぞれ顔を見合わせて複雑な表情をしていた。
まちゃかり「殺すって言っても、どこかの…ハッカー集団とかだったらどうするんですか!?」
いもむし「落ち着いてくれ。これまでに行われたゲームを調べたんだ。これまでのゲームの首謀者こと王様は、俺達が巻き込まれた王様ゲームの首謀者こうたん含め全て、内部の人間だった」
いにん「だ、だからって、クラスの皆を疑えって言うんですか!?」
いもむし「…その心配はいらない。今警察と我々が全力で捜査を進めているところだからな」
31人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れるらる(プロフ) - 続編!はひはと君が主人公なんですね‼︎凄い楽しみです! (2022年7月22日 4時) (レス) @page3 id: f868f3bf45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:fin_らっきー | 作成日時:2022年7月22日 0時