ぼくのいもうと C.Yuri

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You side









侑李｢いってきます｣



｢いってらっしゃい。

がんばって｣









玄関で侑李を見送る。



なんか、新婚さん気分←









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伊野尾さんは2時ぐらいに来てくれるって言われたから



それまでは部屋のそうじとか。









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-ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ









慧｢やっほ｣









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顔バレ防止のためか、マスクにハット姿の伊野尾さん。



…なんか、ファンの子に申し訳ないなあ。









伊野尾さんをリビングに通し、

紅茶をいれる。









伊野尾さんは、棚のうえにのってるわたしと侑李のちっちゃい頃の写真を見て、





｢本当に双子なんだ〜｣





って、感心してる。









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わたしが座ったイスのとなりに伊野尾さんは座った。









慧｢どれ?レポートって｣



｢あ…っと、これなんですけど｣



慧｢うぉーっ、懐かしー!

建築学科なのにおれ、なんかこれ書かされたの。｣




｢そうなんですか笑

わたしもいちばん苦手な単元で…｣




慧｢おれも苦手だったなー｣









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｢襲われちゃだめだよ｣



なんだ、侑李。


全然そんなことないし。←









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レポートも、終盤にちかづいて来たころ







-ｶﾞﾁｬｯ









いつもの音にいつもの足音。









｢あ。おかえり｣



慧｢おじゃましてまーす｣









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