ぼくのいもうと C.Yuri -2-

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Yuri side









涼介も帰り、



Aに、何が食べたい?って聞いたら、


なにも食べたくない。との返事。









困ったなぁ。









侑李｢じゃあさ、A。


涼介がお昼作ってくれたたまご雑炊なら食べれそう?｣



｢涼介くん、まだ、いるの?｣



侑李｢んー?笑｣









すこーし、曖昧な返事にしてみる。


ぼくが作るから。









涼介に教えてもらった通りにちゃーんと作る。









完成したたまご雑炊は、



涼介の…とはちょっと見栄えが悪いかもしれないけど、味見した感じでは、


うん、おいしい。









ふわふわ…?


ううん、とろとろのたまご雑炊。









おぼんに、




たまご雑炊と、ちょっとオシャレな木のスプーン。








…そして、薬と水。









侑李｢A、開けるよ?｣




｢ん…｣









元気のない返事。



また地方行かないといけないのに、


これじゃ心配で行けない。









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